30代・40代になり、20代のような髪の毛のハリがなくなってきたと感じる方は多いはず。
女性の10人に1人が薄毛に悩んでいるとのことです。
私自身も30代で髪の毛自体が細くなったと感じ、焦りながらも見て見ぬふりをしていたり。
20代の頃の肌とは違うように、悲しいことですが髪の毛や頭皮も衰えてきています。
この記事では、成分やコスパを見ながら、オススメの育毛剤を紹介していきます。
女性の薄毛はなぜ起こる?
どのくらいの抜け毛が正常なのかわからない方も多いかと思います。
一般的に健康な人でも毎日50~100本程度の抜け毛があるといわれています。
それ以上抜けている気がするという方は、なんらかの異常な抜け毛があるので原因を探ることが大切です。
加齢によるホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンの分泌量は、20代後半から30代半ばくらいが著しく、40歳以降は減少します。
30代から40代はこのホルモンのへんかが激しいため、髪や肌、体調に変化が起こりやすくなります。
髪の毛の成長にはエストロゲンという女性ホルモンが大きく関係しています。
更年期に差し掛かるにつれてエストロゲンが急激に減少してしまうことで、ヘアサイクルが乱れ、ほしい髪の毛しか生えなかったり、薄毛の原因となってしまうのです。
また、出産によって髪の毛が抜ける体験をした人も多く、こちらもホルモンバランスが乱れたことによって起こる症状ですが、一過性のものなので心配することはあまりありません。
30代になって髪の毛以外にも不調が増えてきた気がします
カラーリングやパーマによるダメージ
カラー剤やパーマ液に含まれる薬品は頭皮に刺激となるものが多く、繰り返していると頭皮を痛めてしまします。
パーマのアルカリ性の薬剤が頭皮への刺激となり、乾燥やフケなどを引き起こす可能性があります。
またカラーリングの酸化剤は、毛根の毛乳頭や毛母細胞にダメージを与える可能性があるのです。
カラーリングやパーマは同時に行わないようにする、間隔をあけるなどの対策が必要です。
私はお客様にもカラーやパーマはあまりおすすめしていません
頭皮の血行不良
頭皮が血行不良になると、毛根は毛細血管から酸素や栄養を受け取れなくなります。
そうすると、頭皮の潤いを保つための水分や栄養が行き渡らなくなり、老廃物が溜まりやすくなっていきます。
皮脂膜が失われることで、外部の刺激から肌を守れなくなり、バリア機能が低下した状態の頭皮はターンオーバーが乱れやすくなるのです。
生活習慣の乱れ
多くの悩みや病気に共通することですが、薄毛も生活習慣の乱れが原因となります。
偏った食事、運動不足は血行不良や栄養が行き渡らないといった問題にも繋がります。
また漢方の考えとしては、髪の毛は血が余ったものからできたものという考えがあり、血が不足すると髪の毛が細くなってしまうと考えられています。
髪の毛の成分はタンパク質ということからも、栄養が偏ってしまったり不足することは、薄毛を招きやすくなります。
ストレス
生活習慣の乱れと同じく、ストレスはあらゆる病気のタネとなります。
交感神経は髪の成長に欠かせない働きですが、ストレスにより自律神経が乱れるとこの働きが悪くなり、血行不良で栄養が行き届かなくなるのです。
またホルモンの話とかさなる部分となりますが、交感神経はエストロゲンの分泌を促す効果もあるため、交感神経の働きが悪くなるとホルモンの分泌もしにくくなってしまいます。
女性の薄毛に今すぐやるべきこと
原因はさまざまですが、どれか一つが原因というわけではなく、被筒の原因からあらゆる原因に連動して薄毛に繋がります。
あらゆる方向からアプローチして、少しずつ改善させていくことが大切です。
頭皮のケア
頭皮のケアには
- 頭皮のマッサージ
- 頭皮の保湿
が有効です。
マッサージは、ヘッドスパやドライヘッドスパを利用してもよいですが、毎日続けることが大事なのでセルフケアが大切になります。
頭皮の保湿に関しても、毎日やることで頭皮の環境を整え、正常なターンオーバーを促すことで丈夫な髪の毛になります。
↑実際使ってみて効果があったのでおすすめです
私もお風呂上がりはマッサージをしています。気持ちいいですよ。
育毛剤の使用
薄毛が目立ってきているという方は、他のケアと並行して育毛剤の使用をおすすめします。
育毛剤というとご年配の方が使うものというイメージが合ったり、抵抗がある方もいるかと思います。
最近では、30代・40代向けの育毛剤も増えてきており、デザインもおしゃれなものが多くなっています。
育毛は早いに越したことはありませんので、気になるようならすぐに使ってみることをおすすめします。
ホルモンバランスを整える
女性の場合、年代や1ヶ月の間でもホルモンが大幅に変わります。
ホルモンバランスを整えるには、ありきたりではありますが食事、睡眠、運動が大切なこととなります。
栄養バランスの整った食事や、質の良い睡眠、適度な運動、ストレスケア、これらはそれぞれ違うことのようでつながってきます。
運動をすることでストレスケアに繋がり、質の良い睡眠にもつながってきます。
また、サプリメントや漢方に頼り切ることはおすすめしませんが、少し取り入れてみるのも良いかもしれません。
サプリメントや漢方に頼り切ることはおすすめしませんが、少し取り入れてみるのも良いかもしれません。
食生活の見直し
ホルモンバランスを整えることにも繋がりますが、食生活は育毛以外にもとても大切です。
油の多いものや砂糖をたくさん含んだものを摂取することが多い方は、食事の内容を見直しても良いかと思います。
またアルコール摂取も適量なら良いですが、多めに接種している方は量を減らす、飲む日を限定するなどの対策が効果的です。
ストレスケア
ストレスケアをすることで、自律神経が整い、育毛にも良い影響を与えます。
運動する、リラックスできる時間を作る、子育て中の方は一人になる時間を作るなど、ストレス解消法は人それぞれです。
やらなければいけないことばかりでなく、好きなこと、没頭できること、リラックスする方法を見つけるなど見つけることが大切です。
薄毛ケアは気づいたらすぐ!が鉄則
育毛は気になり始めたらすぐに対処することが肝心です。
髪の毛が弱ってきたかもと思っても、事実と向き合えずに放置してしまう方もいます。
しかし、一度髪の毛が生えなくなってしまっとところに発毛させるというのは困難となりますので、髪の毛が少しでも元気なうちに対処することが大切になります。
初期段階で毛髪に栄養を与えられるかどうかで、その後の回復や症状悪化防止に繋がります。
まずは気になったその時に目を背けず対処していきましょう。
おすすめの育毛剤2選
女性の育毛に効果的な育毛剤をご紹介します。
いずれも成分やコスパのよいものを厳選してますので、参考にしてみてください。
スカルプDボーテ メディカルエストロジー スカルプセラム<薬用育毛剤>
育毛と言ったら有名なスカルプD ボーテ エストロジー スカルプセラム。
シャンプーや男性用の育毛剤で有名ですが、こちらは髪の成長に重要な女性ホルモンに着目したスカルプDの女性用育毛剤となっております。
女性ホルモン「エチニルエストラジオール」、女性ホルモン様作用を有する「ソイセラム」を配合しており、育毛、発毛を促進し、「芯から抜けにくい髪」を育みます。
スプレータイプで頭皮にも届きやすく、容量としても2ヶ月持ちますのでコスパも良い商品です。
香りも女性専用ということで、ローズ系の高級感ある香りとなっています。
無添加育毛剤 マイナチュレ
次にご紹介するのが無添加育毛剤マイナチュレ。
3種類の育毛有効成分(センブリ・グリチルリチン酸ジカリウム・酢酸DL‐α‐トコフェロール)が、薄毛や抜け毛の原因にアプローチして、髪を育むための頭皮環境を整えます。
また、ノンコメドジェニックテスト、パッチテスト、光毒性試験、アレルギーテストと4つの厳しいテストを実施済なので、敏感肌の方も使いやすくなっています。
さらには、シリコン、パラベン、合成香料、合成着色料など11種の添加物が使用されていないので、肌が弱くて育毛剤を使えなかった方も使ってみてはいかがでしょうか。
今すぐケアを!
繰り返しになりますが、一度髪の毛が生えなくなってしまったところに発毛というのは非常に困難です。
髪の毛に元気がなくなってきたことは悲しいことですが、今ある髪の毛を育毛することに注力していきましょう。
今すぐ始めることで未来が変わると言っても過言ではありません。
現実から目を背けずに頭皮のケアをしていきましょう。
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